片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛の見分け方

片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛の主な違いについて書いています。頭痛に無縁な方にとって、頭痛はどれも同じだなんて思うかもしれませんが、相違点は意外と多いものです。

慢性頭痛の分類について

慢性頭痛を片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛と3種類に大きく分け、各々の主な違いと見分け方についてのみ、出来るだけシンプルに書いています。

慢性頭痛は単体のみとは限りません。例えば片頭痛と緊張型頭痛が併発するなど双方が混合した頭痛も存在します。具体的な片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛の詳細については、各メニューのコンテンツの内容を参照して下さい。

頭痛の箇所

  • 片頭痛は片側か両側
  • 緊張型頭痛は両側と後頭部
  • 群発頭痛は左右どちらかの目の奥が痛い

頭痛の様子

  • 片頭痛はズキズキと脈拍や血液の流れに合わせて強く痛む
  • 緊張型頭痛は重く締め付けられるような痛みですが比較的軽い痛み
  • 群発頭痛は目をえぐられるような強く激しい痛み

頭痛以外の症状

  • 片頭痛は痛みを我慢するために動きたくなくなり、吐き気がする。また光や音、においに敏感になるケースがある
  • 緊張型頭痛は、首や肩こりがする。
  • 群発頭痛は目が充血したり、涙腺が緩くなったりします。また鼻水鼻づまりを起こすこともあり、あまりの痛さにじっとしていられない。

注意点

  • 慢性頭痛の主な違いと見分け方について、大きく3種(片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛)に分けていますが、内容をシンプルに説明するために、3つに大きく分けているだけです。医師が治療する際には、より細かな分類をするので、ある程度個人差を含まずとも、上記症状の分類内容に合致しないケースがあります。
  • 自己判断に頼るのは危険です。必ず医師の診察を受けてください。最近は頭痛外来をしている病院も増えてきました。病院に行かなくても頭痛は寝れば治るなんて安易に考えるのは危険だと思います。頭痛で病院に行くと精密検査をされると勘違いしている方もいらっしゃいますが、そうとは限りませんので。
  • 脅かすつもりはありませんが、頭痛は慢性頭痛だけではありません。慢性頭痛以外にも頭痛は生じますし、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血など命の危険が伴った頭痛も数多くあります。

補足:医師に頭痛の症状を伝えるとき

医師の診察を受ける際、以下のような情報をまとめて準備しておくと役立ちます。

  • 初めて頭痛が起こった日
  • 頭痛が起こる頻度
  • 頭痛が続いた期間
    (時間や日数など)
  • 頭痛で痛みが生じるスピード
    (急に痛くなる、ジワジワ痛くなるなど)
  • 痛みの程度
  • 痛む箇所
    (頭だけとは限りません)
  • 頭痛以外の症状
    (めまい、耳鳴り、発熱、鼻汁、下痢、嘔吐、目のかすみ、痙攣、肩こりなど)
  • 生活環境
    (仕事のストレス、うつ病など)
  • 現在服用している薬、治療中の疾病など

もし記憶に無い、忘れてしまった内容があっても、嘘をついたり、適当に(あやふやに)答えたりせずに、極力正確な情報を伝えるようにしましょう。

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頭痛分類

片頭痛

片頭痛の特徴とは?兆候とは?痛みの周期を気にしたり、慢性的なものだからと諦めたりせずに対処しよう。時間と場所を選ばずに突然頭の血管が心臓になったかのように吐き気や嘔吐、ストレスと恐怖感が伴う激痛が始まります。

緊張型頭痛

緊張型頭痛の症状とは?何に注意して対処したらよいのか?肩こりやめまい、片頭痛と合併しているケースもあります。ストレスを軽減しリラックスして楽になっても、その場しのぎだけでは安心できない頭痛です。

頭痛総合

何科で治療してもらえば良いのか迷いますので、症状を分類し、原因、病名、受診科などに総合的にまとめました。脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など生命に危険が伴い緊急を要する頭痛から、その他疾病に起因する頭痛まで。

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髄膜炎による後頭部頭痛

脳内出血による頭痛

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美由紀

  • 最近ダンスを習い始めました。まだまだ初心者レベルで、人様にお見せできるほどのレベルではございませんが。

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